ステラ・マリス

産業育成を行う上での社会的な支援・環流の仕組み

かねーは!
どこだー!
ここだー!

以上、この節の趣旨になります。

紅葉国ではこの機会にこの国らしく、研究開発費用の援助にどかんと予算をたたき込む予定である。
出所は以下の二点。
・現在国庫に残っている133億の内、罰金やその他支払いがまかなえる範囲で余裕のある金額ほぼ全部
・藩王が運営しているカジノ・レディ・ルウシィの、運営資金などの必要経費を差し引いた残額

前者の資金については、産業育成の様子を見て、段階的に解放していく。
後者の出所は物凄くあれだがまあ、国をかけてのギャンブルのネタをギャンブルで得るというのは
割と道理といえるかもしれない。詳しい言及は避ける。

これらの費用は技術開発の研究費用、生産力の向上、観光に関する企画立案と実質にあてられる予定である。
もって、上記「育成産業の具体的内容」を達成する事を目標とする。

そしてここで得た研究成果に従って、順次開発も開始する。
実際藩国ではすでに都市船の離水改造、新しい藩国船の建造の設計計画を出している。#開示申請の事

莫大な消費の補填は将来性により補う予定である。
大まかには、後々は主に宇宙での住環境の提供、
観光資源としての価値向上による観光客の増加で収益を上げる事が第一の目標である。
第二に、それらのこれまで同様施設維持、運用、高福祉の実現に用いる事で、
居住空間としての品質向上を目標とする。
居住空間の整備と高福祉対応による住みよい環境の提供、これらを経て人口増加を促進し、
税率の向上ではなく、頭数による基本的な税収の増加を目的とする。

レディ・ルーシーからの予算について

紅葉国の一大産業といえば観光業が挙げられる。
その中でも、藩王紅葉ルウシィの経営するカジノ、レディ・ルーシーが最近の人気スポットである。
ダイスを始めとしたギャンブルの数々に加え、休憩用のバーやレストラン、
連れがカジノに夢中になってしまい時間ができてしまった人のための映画に芝居やマジックショー、
カジノの一部とは思えない水族館などなど、
ギャンブルが目当てでない人も楽しめる総合娯楽施設として成長している。

藩王の影響を受けたギャンブル好きな国民体質に、直接的な国土被害を数ターンの間免れてきたことが加わり
国民の中にも裕福層が現れてきたことが一因として挙げられる。
また、ここ最近の宇宙怪獣の噂のために、ギャンブルに逃避している人々の存在も否定はできない。
結果として、レディ・ルーシーの総売上額はしゃれにならないレベルとなっている。
おかげで施設はすごい勢いで拡張を繰り返しているが
このままでは、冗談抜きで紅葉国そのものが1つのカジノとなりかねない。

そこに、この度の産業育成である。
最終的には都市船の離水改造、新しい藩国船の建造につなげるとはいえ
研究開発といえば、成果が上がるまではひたすら金食い虫となる分野である。
その分、後のリターンも大きい…あれ、これもギャンブル好きに通じる?…のであるが。
こちらの研究資金をどこから捻出するのかが、問題となっていた。
国庫からは手助けにならないという話である。
では、どこからもっていけば?
そこで、レディ・ルーシーの売上が目をつけられた。
運営資金などの必要経費を差し引いた残りを、研究開発資金へまるっと投入してしまうのだ。

国民がカジノでばしばしお金を使う
   ↓
研究開発費用にする
   ↓
成果により資金がっぽり
   ↓
裕福になった国民がカジノで(ry

よし完璧。
国民のギャンブル好きによりかかった計画ではあるが
めいぷるシーランドの現状やレディ・ルーシーの売上を見るにつけ
特に問題はないだろうと判断されたのだった。



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