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歩兵アイドレスの猫士
歩兵系アイドレスを着用する猫士の活動場所は幅広い。
まずは猫士たちだけが可能である、警察署や税関への配置。
こちらでは治安維持のため、猫士達が大活躍している。
次に、主にホスピタル騎士団での編成。
数は少ないが、ゲリラとしての活動が多いのはこの戦闘部隊だろう。
そして、歩兵系アイドレスと名パイロットを組み合わせているための、船上勤務(藩国部隊)。
目立つ出番は少ないが、にゃんにゃん共和国の海を守る重要な役割だ。
活躍の場所が幅広い上に、それぞれ要求されるスキルが異なる、難しいが興味深いアイドレスである。
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注:この座談会においては、修正希望のあったシャルロットさんおよびキングさんからは
語尾の『にゃ』を省略しています。
−−まずは、自己紹介をお願いします。
シ「シャルロットです! T17では藩国部隊でガーネットに乗り込んでいます」
ミ「ミントにゃ。T17はホスピタル騎士団でゲリラ部隊に組み込まれてるのにゃ」
キ「キングだ。今は警察署で働いている」
−−いろんなところで働いているんですね。
シ「あと、税関で働いてる子もいるわね」
ミ「一口に歩兵といっても、役目はいろいろあるのにゃ」
シ「私だと、歩兵なのは着用アイドレスだけで、実際は名パイロットとして乗り込んでるわけだし」
キ「俺たちも、役割としては歩兵というより警官だ」
ミ「とはいえ隠密行動は常に重要なのにゃ」
キ「ああ、ゲリラ着用の猫士の特徴は、隠蔽が得意ってことだからな」
シ「船上では出番がないのが残念だわ」
ミ「あと、つまみ食いのときにも…みぎゃあ!」(シャルロットにお尻をつねられる)
−−活動の際に、苦労することはありますか?
シ「初めての海域かしら。海図はあっても初めての緊張はまた別よね」
ミ「戦闘はいつでもたいへんにゃ…」
キ「敵がいるので警戒、との連絡がきたときだな。
住民がみなピリピリするし、ちょっとしたことでもトラブルが起こりやすくなる」
−−では、歩兵をやっていてよかったと思うことは?
キ「警官の仕事をしていて『ありがとう』と言われたときに思うな」
ミ「みんなを守れたときに思うのにゃー」
シ「ここは同じような回答になりそうね。
私も、海を守れたという実感がわいたときだし」
−−後輩の猫たちへ、アドバイスをお願いします。
シ「船上勤務は大変だけど、やりがいがあります。学生のうちに、船に慣れておいてくださいね」
ミ「体質的に船酔いしやすい猫士は、ちゃんと申告してにゃー。無理は厳禁にゃ」
キ「都市船や客船は大丈夫でも、ガーネットに乗るとだめってヤツはたまにいるからな」
ミ「部隊行動では、連携が多いので訓練第一にゃ。
訓練は『ここまでやったらおわり』なんてないので、毎日かかさず、でも無理せずににゃ」
キ「学生のうちはなんとなく授業や実習でやってることだが、それを忘れないことが重要だな」
キ「警察署でも税関でもそうだが、常に周囲との協力が重要だ。
一人で働いているわけじゃない、これを頭に入れて動いてくれ」
シ「キングいいこと言う−! どこにいても重要なことよね」
−−どうもありがとうございました!
シ「ありがとうございます」
ミ「こんなもんでいいのかにゃー?」
キ「いいみたいだな。それじゃ、俺は署に戻る」(急いで退場)
シ「あら、忙しいみたいね」
ミ「ううん、照れ屋さんなだけにゃー。最後の方、あまり視線あわせないようにしてたからにゃ」
シ「(しー、言わないであげて)」
ミ「(はーい) ありがとうございますにゃー」