技術の観点から見た都市船整備員
都市船には、海底都市やファームで、培った様々な技術が転用されている。
空気清浄機ふうたくん2や、深海でも航行できる航行・管理システム。
その巨体を深海で支える装甲などが、それである。
今回は、海底都市などの施設整備に支障を来さないレベルで、
これらの整備要員を中核とした都市船整備員の組織が結成された。
これらに加えて、都市船の建造プロジェクトに参加し、機械工として従事した人々……
の中から、さらに希望者を募って、作業者を集めた。
これら雇用情勢に伴い、民間では整備士の教育機関が設立された。
ここで授業をうけ、後に政府主催の試験を受け、一次の学科、二次の実技試験に合格する事で
都市船整備員になるという流れができた。
いずれの流れにも、これまで海底都市やファームで培った知識、技術が、
大幅に貢献することになった。